管理人のべぎやすです。
今回は、介護のヒヤリハット対策ソフト「JK版 ヒヤリハット報告集計」、のご紹介です。
管理人は介護はやったことありませんが。
工場に勤務していたのでヒヤリハットについては勉強しました。
もちろん、工場と介護の現場ではヒヤリハットの危険度のレベルは違うでしょうが、危険予知、というところは同じだと思います。
介護の現場のヒヤリハットは、普通の人ならなんでもないことが、介護される人には危険というのが難しいところなんでしょう。
また、介護する側も、普通には動けない人の相手をするので、なんでもなさそうなことでヒヤッとする事があるんだと思います。
いずれにしても、こういうものは事例を積み上げて一つ一つに対処していくしかありません。
類例をまとめて分析して、一般的な方法論が出てくれば良いのですが、多分それは難しいでしょう。
しかし、事例を数多く蓄積しておくとなにかあったときに対応しやすいし、ヒヤッとしたときに対応しておけば重大事故は防げるものだと思います。
ではその事例の蓄積をどうするかというところでなんですが。
これ、手書きでレポートを書くのも良いんですけど、ちょっと面倒だし、キーワードでの検索が難しいので使いづらいところがあります。
ならばソフトを使おうじゃないか。
ということで。
この記事では、介護のヒヤリハット対策ソフト「JK版 ヒヤリハット報告集計」、を紹介したいと思います。
「JK版 ヒヤリハット報告集計」でヒヤリハット収集をラクに!
この、「JK版 ヒヤリハット報告集計」を使えば、ヒヤリハット事例の収集がラクになるそうです。
具体的に何が出来るのかは以下の通り。
==ここから==
特別養護老人ホーム・老人保健施設・グループホーム等のためのヒヤリハット報告作成・集計ソフトです。
2002年頃に一度ファイルメーカーのテンプレートとして公開したのですが、今回は少し手直しをしてランタイムで動くソフトとして公開いたします。
導入後の効果についてですが、当初考えていたような「ふ~ん。この時間帯のこの場所ではこの種のことが起こりやすいのか。原因は・・・」といったような分析は入所とショートを合わせて80床程度の施設では、それほど役には立たない様に感じます。(一定のデータ数が集まればそれなりに期待できるとは思いますが、現実問題として「データの収集=各職員からの入力」なので、情報量の確保は何処の施設でも難しいところがあるようです。)
逆に、思いがけず役に立つのがテキスト入力の部分です。ヒヤリハット本来の、「データの集積から傾向を割り出し予防していく」という方向からは外れるかも知れませんが、「ヒヤリハット事例」を場所や時間帯ではなく対象者別にまとめることで、より個人個人に対する事故予防対策が鮮明に見えるようになります。
==ここまで==
ということだそうです。
本来はヒヤリハット事例を収集して分析するもののようですが、それよりも事例を収集して個別に対応することのほうが意義があるようですね。
いずれにしても、こういうものは事例を増やして共通認識にしていくことが何よりも重要。
そして、少しでも危険を感じたら対策をしておけば結果的にラクになるということです。
今現在、こういうテンプレがないのであれば、導入してみるのもいいと思いますよ。
とりあえず無料ですし。
管理人のまとめ
今回は、介護のヒヤリハット対策ソフト「JK版 ヒヤリハット報告集計」、の紹介でした。
管理人は、介護をしたことはないですが、本当に階段とか、ちょっとした段差とか、手すりのあるなしとかで危険度が全く違いますよね。
介護される人はベッドから起き上がるのも難しかったりしますから、健康な人とは違ったヒヤリハット事例が多数出てくると思います。
工場でもそうでしたが、ヒヤリハットというのは思わぬところで見つかるものですから、一度見つけたらスグに改善するようにしないといけない。
事故が起こってからでは遅いですからね~
それに、そういう改善をしていくことで介護自体がラクになることもあるでしょうし。
こういうのは、忙しいと手を抜きたくなる部分ですから本当に重要だと思います。
介護のヒヤリハット対策ソフト「JK版 ヒヤリハット報告集計」、うまく使って下さいね!
●興味がある方はこちらのページから内容を確認して下さい。