管理人のべぎやすです。
今回は、領収書を分割するときの最適な金額を計算してくれる無料ソフト「領収書最適分割 For Excel」のご紹介です。
管理人は滅多に大きな買い物はしないんですが。
金額が大きくなると領収書に印紙税がかかるんですよね。
どんな感じで印紙税が必要かと言うとこんな感じ。
==ここから==
1 売上代金の受取書の場合
記載金額 税額領収書を分割する!「領収書最適分割 For Excel」
5万円未満のもの 非課税
5万円以上 100万円以下のもの 200円
100万円を超え 200万円以下のもの 400円
200万円を超え 300万円以下のもの 600円
300万円を超え 500万円以下のもの 1,000円
500万円を超え 1,000万円以下のもの2,000円
==ここまで==
国税庁HPより。
これをみると、たとえば100万円の買い物をしたとして、100万円の領収書なら印紙税400円ですが、本体価格96万円+サービス料4万円にすれば96万円の200円だけになる。
5万円未満非課税ですからね。
まさか100万円を5万円以下ばっかりで21枚に分けるわけには行かないでしょうけど、ちょっと分割するだけで数百円変わってくるということです。
大した金額ではありませんが、売買の金額が増えればそれなりの印紙税になります。
先程の計算は単純なものですが、通常はもっと金額が大きくて複雑になることが多いですよね。
それをいちいち手計算するのも大変だ。
ならば、そういうソフトが有るのか?
それで出てきたのがフリーソフトの「領収書最適分割 For Excel」。
ということで。
この記事では、領収書を分割するときの最適な金額を計算してくれる無料ソフト「領収書最適分割 For Excel」を紹介したいと思います。
領収書を分割して印紙税を軽減する無料ソフト「領収書最適分割 For Excel」で計算を簡単に!
この「領収書最適分割 For Excel」を導入すれば、領収書の分割を最適化する計算が簡単になります。
具体的に何が出来るのかは以下の通り。
==ここから==
≪説明≫
印紙税が最適になるように領収書(印紙税法第17号文書)を分割します。
すべて独自関数にて実現しておりますので、様々な使い方ができます。
まずはサンプルプログラムでご確認下さい。サンプルプログラム単体で動きますのでアドインのインストールは気に入ってから行って下さい。
≪注意事項≫
例えば、一個40,000円の商品を販売した場合に、20,000円×2と分割してもいいのか?と言う疑問ですが、一つの商品が高額である場合には分割できないとの意見もあり賛否両論のようです。
ただし、20,000円の商品を2個販売した場合などは、20,000円×2と分割してもまったく問題ないようです。
(実際に分割を行われる場合には、税理士や管轄の税務署にご確認して下さい。)
すべての領収書を50,000円未満に分割してしまえば印紙税は非課税となりますが、この場合は独自関数を使うまでもないと思いますので、本ソフトでは計算できません。
100万円の領収書を印紙税0円で発行しようと思えば、領収書を21分割すれば可能ですが、相手が領収してくれるか事前に確認しましょう。先方から「領収書1枚にしてくれ」と言われたら素直に応じましょう^^;
≪機能≫
(1)領収書分割関数「Rbunkatu」の追加
Rbunkatu(金額, No)
【金額】 … 分割したい領収書金額を指定します。
【No】 … 分割したい領収書の何枚目かを指定します。通常は1~9までの数字を9個のセルにそれぞれ記載します。
Noは作者の経験上7個で十分だと思いますが、念のため9個ぐらいの方がいいと思います。その辺はお好きに・・・。
(サンプルプログラム参照)
(2)印紙税額計算関数「Rinsi」の追加
Rinsi(金額)
【金額】 … 印紙税額を計算したい領収書金額を指定します。
(公開及び更新時の印紙税率にて計算しています。)
==ここまで==
ということだそうです。
当然ですが、領収書の分割については双方の同意の上実施して下さい。
それから、「実際に分割を行われる場合には、税理士や管轄の税務署にご確認して下さい。」、ということなんですが、これは重要事項ですね。
なんでも限度というのがありますから、やっぱり常識的な範囲でということになるでしょう。
管理人のまとめ
今回は、領収書を分割するときの最適な金額を計算してくれる無料ソフト「領収書最適分割 For Excel」の紹介でした。
印紙税そんなに大した金額ではないんですが、チリも積もればということですから、節税できるならやったほうがいいですよね。
特に高額商品は動かすだけで税金がかかりますから、気にすべきかなと思います。
なおこのソフトは無料ですから試しに使ってみて、よければ使えばいいし、合わなければやめればいい。
そういう気楽なスタンスで導入してみればいいかと思います。
ぜひ、領収書を分割するときの最適な金額を計算してくれる無料ソフト「領収書最適分割 For Excel」を有効利用して下さいね!
●興味がある方はこちらのページから内容を確認して下さい。
作成者のHPはこちら
(参考)
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