管理人のべぎやすです。
今回は、病院の薬品の在庫管理をバーコードで出来る「試薬管理システム」のご紹介です。
管理人は病院勤務の経験はありませんが、元々化学系の技術者ですから、薬品在庫の管理が面倒だというのは知っています。
患者に出すお薬は商品ですから、入出庫、在庫管理は当然なんですが、実験で使う薬品は予定通りに使用するとは限らないのでいい加減になりがちなんですよね。
薬品の量も、1ビンがちょうど使い切るくらいなら分かりやすいんですが、最小購入量が14kgで普段の使用量が数百gとかだと小分けして使うにしても在庫管理が面倒とか。
残量をいちいち測定してそのたびに台帳に記録すればいいんですけど、現実にはそんな面倒なことはやってられません。
だからバーコードを読ませてちょっと入力するだけで管理が出来るようなシステムがあれば便利なんでしょう。
それでそういうソフトがあるのかと言われると、あるんですね。
それも無料で。
パソコンとバーコードリーダーとラベル印刷のためのプリンタは必要ですが、普通はバーコードリーダー以外はあるでしょうし、バーコードリーダーもUSB接続できるものが通販で3000円程度で売ってます。
パソコンは軽量のノートパソコンを使えば移動も簡単なので棚卸しもラクでしょうし。
ハードの機材は簡単に揃いそうですね。
ということで。
この記事では、病院の薬品の在庫管理をバーコードで出来る「試薬管理システム」を紹介したいと思います。
病院の薬品の在庫管理をバーコードで出来る「試薬管理システム」が便利!
この「試薬管理システム」を使えば薬品の在庫管理がバーコードで出来るようになります。
具体的に何が出来るのかは以下の通り。
==ここから==
【このシステムを使用するには、FileMakerPro12以上が必要です】
(ランタイム版: https://www.vector.co.jp/soft/winnt/business/se518020.html )
試薬の入庫・使用期限・ロット・開封日・開封時間の記録台帳を作成できます。
在庫管理も可能。
入庫・出庫作業はすべてバーコード管理で行うことができます。
試薬包装のJANコード、GS1-128等を読取り入庫作業を行い、試薬の出庫最小単位毎にバーコードラベルを発行し、開封時にそれを読み込ませ出庫処理とします。
出力するバーコードはcode39で設定してあります。
バーコード印字に関しては株式会社テクニカル 様の無料バーコードフォントを使用しており、本システムではcode39を使用しています。
詳細は https://www.technical.jp/barcode/font/
試薬管理システムのカスタマイズは受け付けておりません。
zip形式で圧縮してありますので解凍後、フォルダ内の「試薬管理」ファイルを開いてください。
ご使用前に同フォルダ内に格納してある「code39」ファイルを開いてバーコードフォントをインストールしてください。
簡単な使用方法や、ご質問に関する回答は下記のブログにて公開させて頂く方針です。
blogURL :https://ameblo.jp/yamafmslab
==ここまで==
ということだそうです。
病院の薬品の入出庫在庫管理はややこしいし、危険なもの、高価なものが多くて大変だと思います。
患者への投与を間違えたら大変なことになりますし。
あってはならないことですが、薬の横流しなどの不正の可能性もある。
どう考えても薬品の管理は重要。
出来ていなければやらないといけませんね。
出来る方法はあるし、そのソフトはとりあえず無料ですし。
管理人のまとめ
今回は、病院の薬品の在庫管理をバーコードで出来る「試薬管理システム」の紹介でした。
管理人は病院のことは分かりませんが、薬品の管理の重要性は分かります。
そもそも自分が患者だったとして、薬品の管理がいい加減な病院に行きたいかということですね。
そういう医者が腕の良い医者なのか?
自分の病気が大したことないならいいですが、ちょっとややこしい病気だったら、そんないい加減なところは嫌だと思うわけですよ。
管理のずさんさというのは、一事が万事じゃないかと思われますし。
ぜひ、病院の薬品の在庫管理をバーコードで出来る「試薬管理システム」を有効利用して下さいね!
●興味がある方はこちらのページから内容を確認して下さい。
(参考)
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