管理人のべぎやすです。
今回は、プラスチックの金型設計が簡単になる支援ソフト「プラ型くん」、のご紹介です。
管理人、プラスチック成形はやったことないんですけど。
押出成形の機械を見学したことはあります。
樹脂の販売の手伝いをしたことがあるので。
それで。
金型ってとても重要な部品になるんですよね。
その重要性を教えてもらったことがありました。
それは。
もしも、押出成形屋が倒産したら、まっさきに金型を確保しに行く
ということらしい。
押出成形機の本体よりも金型のほうが重要なんだとか。
確かに金型がしっかりしていれば製品はいくらでも作ることが出来る。
押出機の本体はどこにでもありますから、別の会社が金型を引き継ぐことができれば、その製品の仕事は継続できる。
金型なんて一般的には目にすることがありませんから、どれだけ重要かはピンときませんが、本当はかなりの部分で製造業を支えているんですね。
あまりにも地味なので知る人ぞ知るということになるんでしょうけど、ひとつの金型から何万個というプラスチック製品が製造される、ということを考えると無くてはならないものというわけです。
そんなわけで金型の設計はとても重要な仕事。
この良し悪しで製品のレベルが変わってきますからね。
しかし、この設計をいつまでも職人技のままにしておくわけにもいかない。
どんどん後継者は減っていくし、年季の入った人は定年を迎えるし。
これまでの技術をデータ化して蓄積する必要があるんでしょう。
そして経験年数が短い人でも簡単に金型設計が出来る環境を整えていく。
そうしないと重要な技術が失われていくような気がします。
ではそれをどうやって実現しましょうか?
ということで。
この記事では、プラスチックの金型設計が簡単になる支援ソフト「プラ型くん」、を紹介したいと思います。
「プラ型くん」で金型設計を簡単に!
この、「プラ型くん」を使えば、金型設計が簡単になるそうです。
具体的に何が出来るのかは以下の通り。
==ここから==
プラスチック金型設計支援ソフト「プラ型くん」
◎設計計算機能(手軽に呼び出して利用できます)
金型のたわみ/型開きモーメント/キャビティ側壁の強度
金型の重量・重心・フック/押出板スプリング
油圧シリンダーの出力/はりのたわみ
◎材料取り・モールドベース加工図作成機能(試行版)
◎部品表・発注書作成機能
・かんたん入力データベース構築機能&ユニット別部品登録機能
登録データは階層化され、ユニット別に分類して保存することができるので、指定分類の中からとても簡単に選び出すことが可能です。
新規部品も部品表を作成していく過程において専用のかんたん入力ボックスから登録できますので、使い込んでいくうちに自社の最適なデータベースが構築が可能 となります。
・変数入力部自動検出機能
システム側に事前登録したデータを呼び出して変数入力部のみを入力し、部品表を作成することができます。 変数入力部は□×□×□、SWF□-□というように入力表示され、必要な部分のみを入力するだけなので、部品表の作成工数の低減ができます。
==ここまで==
ということだそうです。
管理人は設計のことは分かりませんが、過去のデータを簡単に検索できるだけでも相当な時間短縮になると思いますね。
そらから部品表を作成できるのも便利そうです。
とりあえず無料なので試してみてはいかがでしょうか。
管理人のまとめ
今回は、プラスチックの金型設計が簡単になる支援ソフト「プラ型くん」、の紹介でした。
プラスチックの金型は地味なんですけど実はとても重要なもの。
その設計を簡単に出来るようにしておくのは後継者不足の企業では大切なことだと思います。
それ以前に現在設計で時間がかかって仕方がないとか効率が悪いとか、そういうことを感じているなら一度試してみる価値があるソフトじゃないかなと。
職人芸というのは誰でも出来るようにしていかないと企業としての未来がない。
なにより日常業務が楽になるなら試す価値はあると思います。
プラスチックの金型設計が簡単になる支援ソフト「プラ型くん」、うまく使って下さいね!
●興味がある方はこちらのページから内容を確認して下さい。
(参考)作成者のHP