管理人のべぎやすです。
今回は、環境負荷物質報告書を見やすくしてくれる無料ソフト「SREC_Viewer」のご紹介です。
管理人は、会社に勤務していた頃、環境物質の有無について証明書を出すという仕事をしたことがあります。
なんだか大げさに聞こえますが、決まったフォーマットにそのような物質は使用しておりません、と記載して返却するだけでしたが。
管理人は転職しているので2箇所の会社に勤務したのですが、どちらも似たような感じで書類を提出してましたね。
製紙会社に勤務していたときは、紙には重金属とかそんな物質入ってませんという証明書を決まったフォームで作成してハンコを押して出してました。
実際に食品衛生協会とかに分析を出して、第三者機関のデータを元に作成しました、ということでやってましたね。
だいたい重金属の含有量測定なんて、蛍光X線の分析で出来るんですけど、そこはやっぱり第三者機関というのが大事なわけで。
それでこの試験費用が高くて、工場の幹部なんかも頭の悪い人が多いので、試験にカネがかかるというだけでなかなか承認しない人もいましたけど。
ユーザーから要望があればやるしか無いのに。
化学品の商社にいたときも商社として証明書を発行してましたね。
製造メーカーが出してきたデータを書き直すだけでしたけど。
環境負荷物質はありません、という回答しかしなかあですけどね。
文言としては意図的には含有しておりません、だったかな?
こんなもの入れてないのが分かりきっているのにと思っても、儀式のようなもので形式的に調査してました。
環境負荷物質なんて言ってましたが、それよりもこのシステムが品質管理系の仕事の負荷になってるだろうと思ってましたね。
そんなのはインキの製造とか、染料とか、メッキとかそういうところがやればいいんで、そんなもの使わない業種や製品までやらなくていいのに、と思ったものです。
とはいえ、そういうことを専門にして仕事をしている人がいるのも事実。
だから膨大な環境負荷物質の内容を簡単に一覧できるソフトは便利なんでしょう。
そんなソフトの一つが「SREC_Viewer」。
ということで。
この記事では、環境負荷物質報告書を見やすくしてくれる無料ソフト「SREC_Viewer」を紹介したいと思います。
環境負荷物質報告書を見やすくしてくれる無料ソフト「SREC_Viewer」で業務効率向上!
この「SREC_Viewer」を導入すれば、環境負荷物質報告書の確認がやりやすくなります。
具体的に何が出来るのかは以下の通り。
==ここから==
電気/電子/自動車関連業界で環境情報伝達ファイルとして普及している
・JAMP-AIS (*.xml)
・JAMP-MSDSplus (*.xml)
・JGPSSI (*.jgp4)
・JAMA/JAPIA 統一データシート (*.csv)
・chemSHERPA (*.shai/*.shci)
・IEC62474 (*.xml)
の各ファイルの内容を参照することができます。
環境資料の作成を行っているときに、ちょこっと
環境報告の特殊フォーマットの中身を参照したい時ってありますよね?
だけど、
・テキストやExcelでは見づらい
・各書式専用のExcelマクロツールは起動に時間がかかる
・直接ダブルクリックで開けない
と、面倒くさいことこの上ないですよね。
そんな時にSREC_Viewerの出番です。
対象ファイルをアイコンにドロップするだけで、見やすい形で簡単に参照することができます。
実行ファイル形式(*.exe)なので、ファイルの関連付けも可能です。
また、インストール不要なのでUSBメモリに解凍すれば、勤務先のPCのHDDに入れなくても動きます。
==ここまで==
ということだそうです。
それにしても、環境負荷物質報告書のフォーマットって色々あるんですね。
管理人が資料を作っていたときはこんな細かい内容確認はしなかったし、言われたように記載してPDFにしてメールしていただけでしたから、こういうことを考えもしませんでした。
業界でそれぞれ違うんでしょうか。
ただ、環境負荷物質報告書をちょっと参照したいときにはこういうソフトは便利だと思います。
管理人のまとめ
今回は、環境負荷物質報告書を見やすくしてくれる無料ソフト「SREC_Viewer」の紹介でした。
環境負荷物質報告書、面倒だとは思いますけど今は特にうるさくなっていますからいい加減には出来ないんですよね。
ただ、環境負荷物質は増えることはあっても減ることはないので、業務の負荷もドンドン増えてきます。
そういうときにはこういうソフトが便利なんでしょう。
とりあえず無料ですからお試しで使ってみてもいいんじゃないかなと。
ぜひ、環境負荷物質報告書を見やすくしてくれる無料ソフト「SREC_Viewer」を有効利用して下さいね!
●興味がある方はこちらのページから内容を確認して下さい。
(参考)
作成者のブログはこちら