管理人のべぎやすです。
今回は、粒度分布分析ソフト「Excelで粒度分布グラフ WinAZ」のご紹介です。
管理人は元々技術者で、粒度分布についてはちょっと関わりがありました。
学生の頃は高分子の分子量を測定したりしてたので、粒度分布と似たような分子量分布なんかを扱うことがありましたし、会社に入ってからは微粒子を取り扱ったことがあるので、そのときは粒度分布を測定してもらうことがありました。
粒度分布に関しては粒度分布計があれば、ソフトもついてくるので、計算がどうのこうのとか考えることはなかったですね。
ただし。
それは機器分析で出来るレベルの話。
もうちょっと大きなものの場合は感じが違ってくるんでしょう。
たとえば。
管理人は元製紙会社社員なんですが、製紙会社の場合パルプの繊維長分布というのを測定します。
今はどうなっているのか分かりませんが、昔はふるいにかけて、その残渣の重さを測定して繊維長分布を出してました。
今は繊維の一本一本を測定するような機器分析があると思うので、こういう測定はやってないかも知れません。
それでも、業界によってはふるいで分けて粒度分布を出すという試験があるんだと思います。
そんなときに、でてきたデータをまとめるのはちょっと面倒ですよね。
しかし、出てきたデータを入力すれば、各粒度分布とグラフを描いてくれるソフトが有れば便利でしょう。
自分で作ってもいいですけど、それよりもフリーソフトがあればそのまま使えるじゃないですか?
ということで。
この記事では、粒度分布分析ソフト「Excelで粒度分布グラフ WinAZ」を紹介したいと思います。
粒度分布分析ソフト「Excelで粒度分布グラフ WinAZ」でデータ分析の効率化!
この「Excelで粒度分布グラフ WinAZ」を導入すれば、粒度分布分析結果を簡単に計算することが出来ます。
具体的に何が出来るのかは以下の通り。
==ここから==
こんなことに悩んでる方はいませんか?
・ふるい分析するんだけど結果をどうやってまとめたらいいのかなぁ(-_-)
・ふるい下積算分布(粒度分布)からD50(メジアン径、中央粒径)を求めたいけどどうやったらいいか分からない(T_T)
・ふるい下積算分布から任意%粒径を求めたいんだけどなぁ~(>_<)
こんな人は、粒子径解析プログラム『WinAZ』をご使用下さい。
このソフトは、ふるい分析において得られた各ふるい残留質量からふるい下積算分布(Undersize)および残留率ヒストグラム(頻度分布)を自動生成します。
求められるパラメータはこんな感じです。
・平均粒子径(D50、メジアン径、中央粒径)
・D90
・D10
・任意%粒子径サイズ(自分で0%から100%までの数値を入力)
ふるい段数は3段から10段まで対応しており、ふるい目開きサイズは利用者ご自身で入力する仕様となっております。
エクセルマクロを使用して開発しているので、エクセルを使用できる環境であればどんな人でも利用できます。
使用方法も非常に簡単でふるい目開きを入力した後、各ふるい残留質量を入力し計算ボタンを押すだけです。
製薬業界、土木業界など様々な分野でご利用頂ければと思っています。
==ここまで==
ということだそうです。
粒度分布のデータ処理が面倒だなと思っている人には便利なソフトだと思いますよ。
とりあえず無料ですから気軽に試してみてはいかがでしょうか。
管理人のまとめ
今回は、粒度分布分析ソフト「Excelで粒度分布グラフ WinAZ」の紹介でした。
粒度分布の測定は地味で時間がかかるんですが、基本データになりますからどうしても必要なデータになります。
粒度分布計があれば簡単に算出も出来るでしょうが、それが使えない業界もあるでしょうし、そんな高いものはいらないという場合もあるでしょう。
ふるい試験の場合、データを出すのに結構時間がかかるので、せめてデータを出した後のデータ処理くらいは簡単にしたいもの。
そういう効率化には良いソフトじゃないかと思います。
ぜひ、粒度分布分析ソフト「Excelで粒度分布グラフ WinAZ」を有効利用して下さいね!
●興味がある方はこちらのページから内容を確認して下さい。