管理人のべぎやすです。
今回は債務整理の利息を簡単に確認できる無料ツール、「裁判実務用利息計算・充当計算」のご紹介です。
管理人は大きな借金をしたこともないので、債務整理とか、過払い金請求とか関わったことはありません。
しかし、裁判実務ではその利息計算が必要になるんですよね。
この計算がかなりやっかいみたいですね。
しかも、とてもデリケートな部分。
元本の金額が大きくなるほど利息も大きくなるわけですから、たとえば過払い金を取り戻すときには色んなパターンで計算するのだと思います。
債務を軽減してもらうときでも利息をどうするかで金額が大きく変わってきますからね。
計算したときの数字としては小さそうでも、数万円違ったら当事者としては大事です。
極端な話、その数万円で何日暮らせると思っているのだ、という話になりますから。
だからこの手のシミュレーションは納得行くまで計算すべきだと思うんですが、手計算で一回計算するのに時間がかかるようだと躊躇してしまいます。
それでも試算はするべきなんですが、頼んでやってもらうとなると気が引けますよね。
しかし、それがエクセルになっていればどうでしょうか?
数字を入力するだけで簡単に計算結果が出てくるとしたら。
そして、そういう無料ツールがあるんですね。
しかもマクロとか使ってないのでiOSでも動くという。
それが「裁判実務用利息計算・充当計算」。
名前の通り合判実務用の利息計算が簡単にできるエクセルブックのツールです。
ということで。
この記事では、債務整理の利息を簡単に計算してくれる無料ツール「裁判実務用利息計算・充当計算」を紹介したいと思います。
債務整理利息を計算してくれるツール「裁判実務用利息計算・充当計算」で利息計算を簡単に!
この「裁判実務用利息計算・充当計算」を導入すれば、債務整理の利息を簡単に計算出来るようになります。
具体的に何が出来るのかは以下の通り。
==ここから==
裁判実務で用いられる計算方法に従い、利息計算・日数計算を行うExcelブックです。マクロを使用していないのでiOS用のExcelでも動きます。
金額や日付など必要事項を入力すると、そのまま損害金計算書として使用することができます。
法定充当や元金優先充当による残債権の計算もできます。
利息計算の方法は、東京地裁執行部の資料(http://www.courts.go.jp/tokyo/vcms_lf/suk_risokukeisan_207.pdf)に従っています。
計算式
(0)特約なし:対象元金×年利×(年+平年日÷365+閏年日÷366)
(1)年365日日割計算:対象元金×年利×総日数÷365
(2)1年未満の端数期間につき年365日日割計算:対象元金×年利×{年+(平年日+閏年日)÷365}
(3)月割計算(端日数につき年365日日割計算):対象元金×年利÷12×(年×12+月)+対象元金×年利×日÷365
==ここまで==
ということだそうです。
計算式が複雑なので手計算ではとても面倒です。
利息計算をシミュレートしたい人にはとても便利なツールではないでしょうか。
同じようなものを自分で作成することも出来るのでしょうがかなりややこしい。
とりあえず無料ですから、気軽にお試ししてみるのもいいのかなと思います。
管理人のまとめ
今回は、債務整理利息計算ツール「裁判実務用利息計算・充当計算」の紹介でした。
借金の返済にしても過払い金の返還にしても利息計算はとても重要なこと。
長期に渡っている場合ほどその影響は大きいですからね。
状況を確認して少しでも債務を減らすためにはどうすればいいかというシミュレーションはやりすぎるということはないでしょう。
債務者にとっては人生がかかっているのですから。
しかもそのための便利なツールが無料でここにあるわけです。
使わないと損じゃないかと思うんですよね。
無料の債務整理利息計算ツール「裁判実務用利息計算・充当計算」を有効利用して下さいね!
●興味がある方はこちらのダウンロードページからダウンロードをお願いします。
(参考)
作成者のHPはこちら。