管理人のべぎやすです。
今回は、過払い金を簡単に確認できる無料ソフト「引直計算支援システム」のご紹介です。
管理人はありがたいことに今のところ借金はありませんが、人によってはローンが払えないとか、相続したら借金があったとか、保証人になってしまったとか、色々な理由で債務整理をしている人がいます。
返済計画に無理があったとか、長期ローンの返済途中でリストラされたとか、病気になったとか、そういうつらい状況の人もいますよね。
管理人などは、本当にお金が支払えなくなったならさっさと弁護士に相談して、自己破産にするなり、任意整理にするなり、そういう債務整理をやるべきだと思うのですが、現実にはなかなかそうも行かないのでしょう。
数百万円を超えた借金なら債務整理もするでしょうが、数十万円レベルなら、必死で働けば返せるだろうとか言われそうですし。
病気で働けないなら、障害者手当とか生活保護とか、生活するためのお金は色々ありますし。
それで、借金が返せないなら債務整理をするわけですが、すでに返済し終わった人や、現在返済している人も過払い金が返還されるかも知れない、というのがあるんですよね。
管理人は過払い金というのがどういうことかイマイチ分からなかったので調べたところこんな感じだそうです。
==ここから==
消費者金融会社が利用者にお金を貸すとき、「利息制限法」という法律が適用されます。この法律により、貸金の利息の上限は、
元金10万円未満なら年利20%まで
元金10万円以上 100万円未満なら年利18%まで
元金100万円以上なら年利15%まで
と制限されています。
ところが、2010年までは、利息制限法に違反して金利が超えたとしても、「出資法」という別の法律の制限である年利29.2%を超えない限り、貸金業者に対する罰則はありませんでした。
そのため、多くの業者は罰せられないギリギリまで高い利息を取ろうと、利息制限法は超えるが出資法は超えない範囲の利息(29%など)で貸付けをしていたのです。
これがいわゆる「グレーゾーン金利」と呼ばれるものです。
このようにして借主が払わされたグレーゾーン金利から、本来払うべきだった利息制限法の金利を引いた差額が、過払い金となるわけです。
==ここまで==
これって2010年までにローンを組んで借金を返済している人は該当する可能性があるわけですよね。
この計算、1回だけならそんなに難しくないです。
たとえば、100万円を年利29%で借りて返済したら129万円。
でも本当は年利15%でいいんだから返済金額は115万円でいい。
となると、差額は129万円-115万円=14万円。
これはでかいですよね。
1000万円なら140万円になるわけです。
しかし、消費者金融側としては違法なことはやってないと思ってますから、こういう感じでどんどん融資をしていたはずです。
ところが法律が変わって、グレーゾーンはダメとなったので消費者金融は叩かれた。
借金で苦しんた人たちはグレーゾーン部分のお金を返せ、となったわけです。
こんな金額をいきなり返せと言われたら会社も潰れてしまうでしょう。
単純計算で、会社の利益の14%を吐き出さないといけないわけですから、そんなことしたらどんなに優良企業でもダメになるでしょう。
結局、今は淘汰されて消費者金融はだいたいどこかの銀行系列になってしまいました。
ちょっとした法律の改正で業界がガラッと変わってしまういい例ですね。
それはともかく。
長期ローンを組んでいる人は自分の返済がどうなっているのか再確認してみたほうがいいでしょう。
もしも、年利15%以上だったとしたら過払い請求できるかも知れませんから。
それで、過払い請求できそうだけどその計算が面倒だ、というときに使いたい無料ソフトが「引直計算支援システム」。
ということで。
この記事では、過払い金を簡単に確認できる無料ソフト「引直計算支援システム」を紹介したいと思います。
過払い金を簡単に確認できる無料ソフト「引直計算支援システム」で返還金額算出!
この「引直計算支援システム」を導入すれば、過払い金を簡単に確認出来るようになります。
具体的に何が出来るのかは以下の通り。
==ここから==
本システムは、利息制限法に定める利率を超える利率の利息を支払った取引が「みなし弁済」の要件を満たしていない場合、利息制限法に基づく引直計算をして現在の適正な残高を計算するソフトです。
引直計算支援システムでのデータ作成方法は、【一括作成処理】と【個別入力処理】で構成されています。
【一括作成処理】は毎月返済額・返済期日の条件入力で、返済データを自動作成します。
自動作成されたデータの個別変更が可能です。一括作成データに対して追加の個別入力処理もできます。
【個別入力処理】は任意の取引日・返済額・利率データを個別に入力して取引履歴を作成します。
業者との借入・返済の履歴入力を行うと、利息の計算は法定利率に引き直されたデータが出力されます。
==ここまで==
ということだそうです。
ただし、取引履歴が明確でなかったり、入力すべき金額が間違っている場合は正しい計算結果になりません。
無料ですから気軽に計算すればいいんですが、正確なことはやはり弁護士に相談したほうがいいと思います。
こういうのはうまく使いたいものです。
管理人のまとめ
今回は、過払い金を簡単に確認できる無料ソフト「引直計算支援システム」の紹介でした。
過払い金なんて、借金を返済した人からするといまいましいものだと思いますが、返還してもらえるものなら変換してもらいたいですよね。
このソフトはそのための参考になると思います。
ぜひ、過払い金を簡単に確認できる無料ソフト「引直計算支援システム」を有効利用して下さいね!
●興味がある方はこちらのページから内容を確認して下さい。
(参考)
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