住所を入力して地図にプロット!「Excel地図プロット」

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管理人のべぎやすです。

今回は、住所を入力して地図にプロット!「Excel地図プロット」のご紹介です。

業務や調査、イベントの準備などで、複数の住所を地図上に視覚的に表示したいと思ったことはありませんか?そんなときに役立つのが「Excel地図プロット」です。

Excel上で住所データを入力するだけで、緯度・経度の検索から地図上へのプロットまでを一括で行える便利なツールです。

地理情報の可視化は、移動ルートの検討や分布分析など、さまざまな場面で活用できます。

ここでは、Excel地図プロットの具体的な操作方法と活用のコツについて、初心者の方でもわかりやすく解説します。

ということで。

この記事では、住所を入力して地図にプロット!「Excel地図プロット」、について紹介したいと思います。

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「Excel地図プロット」で地図のプロットが簡単に!

この「Excel地図プロット」を使えば地図のプロットが簡単にできるそうです。

具体的には以下の通り。

==ここから==

1 住所シートのC列に住所を貼りつけます。
プロットするときの基準とする場所の分かっている住所2点も入力し、J列補正点に1を入力しておきます。

2 緯度経度検索ボタンを押します。

緯度経度が検索され貼り付きます。

3 プロットシートにグーグル等で検索した地図を貼りつけます。

4 位置プロットを押します。

プロットされます
先頭行 (この例ではめじろ台駅)を中心に 1km 100ピクセルで位置がプロットされます。
住所シートのA列の行番号が表示されます。

5 J列に1を入力した補正点が赤色で表示されています。選択し、正しい位置に移動します。

6 位置補正を押します。
位置が補正され、正しく表示されます。

K列にコメントの方向 1(0度) 2(90度) 3(180度) 4(270度) を入力することができます
空欄は 1(0度)と判断

==ここまで==

ということだそうです。

このソフトを使えば地図のプロットが簡単にできるんですね~

住所データの入力と基準点の設定

まず最初のステップは、Excelの住所シートに対象となる住所を入力することです。具体的には、C列に1行ずつ住所を貼り付けていきます。例えば、「東京都八王子市めじろ台1-1-1」のように、正確な住所を記入します。

地図プロットを正確に行うためには、基準となる2つの「補正点」を設定することが重要です。補正点は、地図画像と緯度経度の位置を一致させるための目印のようなもので、よく知っている場所を選ぶと調整がスムーズです。これら2点の住所もC列に入力し、それぞれのJ列に「1」と入力します。この設定により、ツールはこれらのポイントを基準として地図上のスケーリングを行うことができます。

緯度・経度の自動取得

住所データの入力が完了したら、次に行うのが緯度・経度の検索です。住所シート上部にある「緯度経度検索ボタン」をクリックすると、インターネットを通じて住所情報が自動的にジオコーディングされ、各行に緯度と経度が貼り付けられます。

この処理によって、Excel上に数値として位置情報が表示され、地図へのプロット準備が整います。地図プロットの精度を高めるためには、住所の表記を簡略化せず、正確に入力することが大切です。建物名や番地などもできるだけ細かく記入することで、より正確な位置情報を取得できます。

地図画像の貼り付けとプロットの実行

緯度・経度情報が取得できたら、次は地図画像の準備です。Googleマップなどで該当エリアの地図を検索し、Excelの「プロットシート」に画像として貼り付けます。推奨される形式はスクリーンショットで取得したPNGやJPEGファイルです。

地図が貼られたら、「位置プロットボタン」を押しましょう。すると、先ほど取得した緯度・経度を元に、住所が地図上にポイントとして表示されます。プロットのスケールは、中心点(通常は1行目に記載した地点)を起点として「1km = 100ピクセル」で調整されます。これにより、住所データが視覚的に位置関係を持ったかたちで表示されるようになります。

また、J列に「1」と入力した補正点は赤いマークで表示され、地図上でも一目で確認できるようになっています。

補正と微調整で正確な表示に

プロットされた地図を確認すると、一部の地点が正確に一致していない場合があります。そのときは、補正点を選択し、マウスでドラッグして実際の位置に移動させます。位置が適切に調整できたら、「位置補正ボタン」を押します。

このボタンを押すことで、Excel内部で補正計算が行われ、他のすべての住所データのプロット位置も自動的に修正されます。この作業によって、地図上での表示精度が大幅に向上します。特に広範囲にわたる住所データを扱う場合は、この補正作業が重要なポイントとなります。

なお、補正点は2つ以上設定することも可能で、複数の基準点を使うことで歪みを最小限に抑えることができます。

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管理人のまとめ

今回は、住所を入力して地図にプロット!「Excel地図プロット」、と言うお話でした。

「Excel地図プロット」は、住所データを視覚的に扱う上で非常に便利なツールです。住所の入力、緯度経度の取得、地図画像の貼り付け、プロット実行、補正作業という流れで、Excelだけで高度な地図分析が実現できます。

地理的な傾向を把握したり、現場の配置を効率的に考えたりする上で、大きな武器となるでしょう。

特別なGISソフトを使わずにここまでできるのは、Excelの柔軟性とこのツールの設計のおかげです。

正確なプロットのためには、住所の入力精度と補正点の選定が重要になります。

目的に応じて、プロット結果をスクリーンショットで保存し、資料やレポートに活用することもおすすめです。

「Excel地図プロット」を業務効率化や視覚的分析の第一歩として、ぜひ活用してみてください。

この記事が、住所を入力して地図にプロット!「Excel地図プロット」の参考になればと思います。

Excel地図プロット、上手く使って下さいね!

●興味がある方はこちらのページから内容を確認して下さい。

>>ダウンロードできるページはこちら

 

(参考)
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この記事を書いた人
べぎやす

元製紙会社社員。
技術者として入社し16年間勤務する。
趣味は将棋。
静かな生活をこよなく愛する独身男性。

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