管理人のべぎやすです。
今回は所得拡大税制の別表6(23)をエクセルで作成できる無料ツール「Excel所得拡大税制テンプレートH29」のご紹介です。
管理人は税金のことはよく分かりませんが、この所得拡大税制というのは、賃上げを優遇する税制のことみたいですね。
国税局のパンフレットによると、
==ここから==
青色申告書を提出している法人(又は個人事業主)が、下記①~③の全ての要件を満たした場合に、雇用者給与等支給増加額の10%を法人税額(又は所得税額)から控除(税額の10%(中小企業者等は20%)が上限)できる制度です。
①雇用者給与等支給増加額の基準雇用者給与等支給額に対する割合が増加促進割合以上になっていること
②雇用者給与等支給額が比較雇用者給与等支給額以上であること
③平均給与等支給額が比較平均給与等支給額を超えること
==ここまで==
となっていました。
正直、これを読んでもあんまり良くわかりません。
とりあえず、従業員の賃上げをしてやれ、税金は優遇するから、と言っているのだろうと思いますが、具体的なことはやっぱり難しそうですね。
たぶん、本当は難しくはないんでしょうけど、文章を真面目に読んで理解して計算するのが面倒になるということです。
ややこしい。
それで、こういうのを自分でやればいいんでしょうが、管理人などはそこまで頭が回りませんから、給料とかのデータを入れたら計算してくれるツールがないかとおもうわけですよ。
で、そんな都合のいいものが、あるんですよね。
それが「Excel所得拡大税制テンプレートH29」。
この所得拡大税制の提出書類の中の計算するところ、別表6(23)、の部分をエクセルがやってくれるんだそうです。
ということで。
この記事では、別表6(23)をエクセルで作成してくれる無料ツール「Excel所得拡大税制テンプレートH29」を紹介したいと思います。
なお、このテンプレートはH29年度版なので、年度が変わったらその部分は改めて下さい。
別表6(23)をエクセルで作成してくれる無料ツール「Excel所得拡大税制テンプレートH29」でややこしい計算も簡単に!
この「Excel所得拡大税制テンプレートH29」を導入すれば、所得拡大税制で提出する別表6(23)が簡単に作成できます。
具体的に何が出来るのかは以下の通り。
==ここから==
複雑な所得促進拡大税制を給料等のデータを登録するだけで平均給与額を計算し別表6(23)を作成します。
Excel2013で作りました。
平成29年度税制改正版なのでそれ以外の年度では使えません。
3月31日決算の会社のみ使えます。
それ以外は改造してください。
==ここまで==
ということだそうです。
これはエクセルのシートですからエクセルがあれば使えるということですね。
条件分けがたくさんあるのでどの条件に当てはまるのかを確かめて手計算するのは面倒くさそうですが、こういうツールがあれば平均給与を登録すれば計算してくれるわけですからずいぶん助かると思います。
人数が多い大企業ならこんな作業は専門スタッフがやるでしょうが、人数が少ない個人事業主や中小企業ではそうも行きません。
こういうツールは上手く使わないと損だと思うんですよね。
とりあえず無料なので気軽に導入してみてはいかがでしょうか。
管理人のまとめ
今回は、所得拡大税制の別表6(23)をエクセルで作成してくれるツール「Excel所得拡大税制テンプレートH29」の紹介でした。
このツールはややこしい計算をやってくれますから時間は短縮されるし間違いも減ります。
地味に便利だと思うんですよね。
所得拡大税制の別表6(23)をエクセルで作成してくれる無料ツール「別表6(23)をエクセルで作成!所得拡大税制テンプレート」を有効利用して下さいね!
●興味がある方はこちらのダウンロードページからダウンロードをお願いします。
(参考)
作成者のHPはこちら
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